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中小企業で働くワーキングマザーの日常

祖父母ありきの子育てと国会議員の育児休業と。

「激務の旦那より、自分の母親の方がよほど子育てに役に立つ」

 

…友人や保育園のママたちを見渡せば、こんな人がたくさんいる。それを裏付けるように、政府は三世代同居に補助金を出そう…なんてトンチンカンな子育て支援策を取り入れようとしている。少子高齢化の社会の中で、祖父母世代(60代~70代ぐらいか)を少子化の担い手にするという考え方はよくわかる。でも、日本のそれはあまりに肉親を頼りすぎていないだろうか。

 

 

産後のお世話は身内でまかなえ?

妊娠して、初めて知ることはたくさんある。その中で私が驚いたのは、出産がいよいよ近づいた段階で助産師面談をすると当然のように「産後はお母さんがお手伝いしてくれますか?」と聞かれたことだ。幸いにも、母は健在だし、そのつもりでもあったが、デフォルトのサポーターとして「実母」という存在が組み込まれていることに面食らった。実家が遠方であったり、母親が不在の家庭は現代において珍しいことではなかろう。まったくその事実が現実に反映されていないことに驚く。ましてや、パートナーである夫の協力が第一にこなかったこともびっくりの一つであった。

(…といいつつ、産後に実家に頼ったので悔しいかな、王道を踏んだのだが)

一方で、産後のフォローがない人(ご実家遠方&夫は震災対応で長期出張中)が同じ病室にいたが、なかなかその手はずを整えるのが難しい…ということも現実としてあるようだった。行政の産後サポートのようなものもあるようだが、いまいち使いづらそうだし、何より上の子の面倒などはまた別問題として出てくる。

 

働きだしてもついてまわる祖父母の存在

そして、言わずもがな保育園の入園に関しても祖父母の存在は大きく関係してくる。近居で働いていなければ入園のポイントは大幅に減らされる。つまり、祖父母に見てもらえ、ということだ。たしかに待機児童があふれる中で、身内に見れる人がいるなら見てもらえ、というのは分からなくもない。

でも、保育園に入園して思うのは「こんな保育は自分にはできない。ましてや祖父母には到底無理だ」ということ。特に私の住む都内では、0-1歳で保育園に入れない限り、途中入園はほぼ絶望的。2歳の男児を70代の祖父母が見切れるかといえば、かなり厳しいのではと思う。

結局、祖父母が保育する…というのは、前時代の「子供は社会で育てる」が機能していた時代の名残でしかない。祖父母が孫と遊んでいれば、地域の子供たちも一緒に遊ぶ…なんてことが通用した時代なら、まだ納得ができるし、自営業で親も一緒に見てます…ということを想定されているのもあるのだろう。

さらに、会社においても復帰すると「祖父母は頼れますか?」ということを聞いたりする。(実際にわが社でも聞いている)祖父母のサポートは子育ての大きな支柱になっている。

 

祖父母ありきを推進してもいいことはない。

まぁ実際、私自身も子供の発熱などでは実母を頼ることも多いので、強く言える立場ではないのだが、今後この流れが続くことに危機感を抱いている。だって、これから女性が仕事を続けていけるかどうかが「実家が自宅近辺にあるかどうか」「出身が首都圏かどうか」が左右するようになりかねない。というか、今も現実にそうなってしまっている…。そんな現実を娘の時代まで残しておきたくないと思う。

加えて、やっぱり実家(特に実母)を頼ることはパートナーの協力を仰ぐことの弊害になりかねない。だって、自分同様または自分以下に育児初心者を頼るよりも、少なくとも1人は育児をしたことがある実母を頼った方がよほど安心感あるのだから。でも、そうこうするうちに、里帰り出産なんぞしていたら、パートナーはどんどん育児から離れ、「夜泣きするから寝室は別」なんてことにつながり、余計に育児のパートナーが実母になっていったりする。

もうこれは、産後のお手伝いの段階から変化させる必要があるのだろう。産後のお手伝い=パートナーがするもの、どーーーしても無理なら外注や祖父母を頼る…ぐらいで良いのではないか。というか、そういう風にしていかないと、高齢出産も増えてきて、今後「祖父母世代が孫育て」は立ち行かなくなっていくだろう。。私も正直、娘の子供を見る自信はない。というわけで、話題の国会議員の育児休業なんて、ちゃっちゃと取ったらよろしい、と思うのだった。そういう人が増えれば、3世代同居なんて政策、出てくるわけないと思うのだ。

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