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中小企業で働くワーキングマザーの日常

「ご褒美化」する産休・育休に疑問・・・

最近、社内で新卒3年目ぐらいに結婚、その後すぐに妊娠した女性社員がいた。そして、その上司が困ったように「出産前にしっかりキャリアを積んでくれていると、戻った後も仕事を任せやすかったり、本人もうまくやれるんだけど、出産前のキャリアが十分でない子の育成はどうしようかね…とぼやいていた。

 

「そうですね…」と言ってみたが、なぜがモヤっとした。

きちんとキャリアを積む前だからって、妊娠が歓迎されない会社って、少子高齢化の現代でどうなのよ。

 

 

自分で仕事を回せるまでは妊娠タイミングじゃない?

実は私自身も日本の平均初産年齢である30歳で第一子を出産している。大学卒業後から8年間バリバリと仕事に心血を注いでおり、ちょっとしたマネジメントも経験し、「そろそろいいよね…?」というタイミングでの出産だった。なので、育休から復帰後も時間的な制約に苦しみはすれ、仕事は一通り覚えていて一人立ちできていたと思う。復帰後の課題は、「業務をまだまだ覚えなきゃ」というよりは、「今までの業務をどう短い時間で回すのか」が課題だった。

つまり、20代は仕事を覚えたり、業務で一人立ちするために、時間的にもフルコミットして、仕事を一通り回せるようになったら妊娠…と思っていたら、気づけばアラサーだったのだ。まるで、産休や育休は20代で仕事に捧げた時間のご褒美のようだ。

私だけではなく、数年の違いこそあれ、周囲のワーキングマザーはこういうパターンの人が多い。なんなら大学の友人達の間では、30歳で第一子は早いぐらいだった。

自分自身が選んだこともあり、今まではこの「産休・育休はご褒美」が「当たり前」のスタイルだと思っていたし、会社にとっても女性にとっても良い形だと思っていた。

 

「ご褒美化」する産休・育休の罠

では、前述のような若手社員の育児休業取得は働く女性としては褒められたことではないのか?それで良いのか。「早くに産んだ子のキャリアをどうするか」って、つまりは「産休育休を取ったら、もうキャリアは積めないよね。困ったね」と言っていることと同じじゃないのか?まして、少子高齢化を思えば早くに子供を授かれることは幸せなことだし、第二子を考える余裕だって高齢出産の人に比べれば格段に選択肢が広がるはずだ。それを「働いているなら、出産は仕事で一人前になってからね」なんてちょっと向かう方向がおかしい。どうしたら両者を解決できるのだろうか。

なんて、自問自答しながらも明確な回答が出せなかったところに、出会ったのがこの記事↓

ht.ly

>青野:たぶん聞いておられる方も、「いや、若い頃はいっぱい働かせたほうがいいんちゃう?」って思う方もいっぱいいらっしゃると思うんですけれど、もう時代は変わったと。

 

ハッとした。そうか、もう20代であっても何の制約もなくても、夜遅くまでやって成果を出すという方法は時代遅れなのか。恥ずかしながら、私自身も一昔前の「先輩像」を追いかけていたようだ。結局、時短はともかく定時勤務の中でキャリア育成ができるようにしておけば、若いうちに出産しようと何だろうと問題ないのだ。

なんだか、自分が選んだ道である「ご褒美としての産育休」がセオリーなんて信じてきたけれど、だからといってそれはベストではない。もちろん、ご褒美化した産育休もあっていい。でも早く妊娠したってそれは同じように歓迎されるべきだ。

やっぱり早く出産した彼女自身の問題ではなく、会社全体の働き方を変えていかなければならないのだと原点回帰した。そうすれば、第二子の出産タイミングに悩む人も減ってくるだろう。

 

彼女がわが社で「若いうちでも子供を産もう」と思ってくれたことは、うれしいことだ。どうにか、戻ってくるまでに少しでも周囲の認識を変化させて、「別に産後でも成長できるもんね」という環境にしなければいけないが…。むむむ、さてどう手をつけようか…。

 

 

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とりあえず、これを読んでみることにします。 

 

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