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中小企業で働くワーキングマザーの日常

子供の「情緒面」に働くママが与える影響を考える

お母さん、働いていても大丈夫よ。ってなにが?

それは第二子の1カ月検診のとき、母乳の出などを助産師さんがヒアリングして、栄養指導をしてくれる場でのことだった。私は「生後3カ月前に保育園入れるので、できれば完全ミルクか、可能なら混合目指してます」と伝えた。すると、助産師さんは「おぉ、もう保育園行くんだ。うんうん、ママが働いていても大丈夫だからね~」と赤ちゃんに向かって言っていた。悪意は全く感じなかったが、何かチクリと胸に刺さった。

被害妄想全開で分析した結果、きっとそこには「ママが働いていても、(原則、マイナスだけど)ちゃんと育つから大丈夫」というのがあると想像した。ママが働くことって、情緒、教育面では「(基本的には良くないけど)うん、まぁ大丈夫なのよ。心配しないで。ご主人とよく協力してね」みたいな語り口だ。その後の自治体の助産師訪問でも同様のトーンだった。

 

 

共働きの波に乗ることは、子供の情緒にマイナス?

一億なんちゃらができて、働け・納税せよ、子供も産め、と働くママはぐいぐいと背中を押されまくっている。波に乗せられているような、乗っているような、乗りたくないような。でも、その波に乗るメリットは「将来、年金がちゃんともらえる」とか「教育資金を貯められる」、あるいは「離婚や夫になにかあっても食べていける」みたいな物理的なことばかりがメリットにあげられる。

たしかに中小企業勤務の夫婦の我が家は、経済的にも精神的にも共働き以外の選択肢はない。でも、それっていわゆる「心の成長」のような子供の精神面からは「原則マイナスからのスタート」なのか。

 

じわじわと罪悪感をあぶりだす「金のため、リスクのため」という目的

 

実は我が家の第一子は、保育園嫌いの登園渋りっこだ。曜日の感覚を身につけると、月曜日の朝から「ねぇ、今日は金曜日?ちがうのかぁ!あーあ、保育園行きたくないなぁ。」と社会人ばりのサザエさん症候群を発症する。そんな子供を見ていると、母の思考どんどんマイナスへ引きずられる。

私は「お金」のためにこの子の精神的な安息を奪っている?離婚や死別という確率論のリスクのために、さびしい思いをさせている?、と子供に対する罪悪感がどんどん沸いてくる。専業主婦の母に育てられたこともあり、自分で「働くお母さんの子供」の未来像をイメージできないことも、ネガティブシンキングに拍車をかける。

 

とにかく楽しそうに働いてみることにした。

まだまだ世の中には「働くママは教育上はどうもちょっとね…」「働く母は余裕がなくてイライラしている」みたいな空気はけっこう奥深いところに漂っている気がする。まぁ事実も大いにあるだろう。そして、それはジワジワと私を追い詰めたりするのだ。人の言うことは気にするな、と言われても子供のこととなると、どうしたって気になるのが親というものだろう。

そんなとき、糧にしているのが大学生の子供がいるママが娘さんに言われたという言葉だ。

「働くお母さんをを見てたら、仕事って面白そうだなと思って、社会に出るのが楽しみなんだよ」と。

 

私はこの話を聞いて以来、子供が登園渋りをしたら、「ママも●●ちゃんと遊びたい。でもママが働かないと、おもちゃも買えないよ」と物理的な事実を伝えつつ、「それにお仕事行くの楽しいからさ。あなたが保育園で楽しく遊んでくると、ママもうれしいの」となんとなく精神的な部分も伝えるようにしていた。

 

そんなある日、(送りは夫なので)保育園に行く子供を「いってらっしゃ~い!楽しく遊んでおいでね!」と見送ったら、「うん!!ママもお仕事がんばってね!」と返ってきたのだ。びっくりしたと同時に涙があふれた。今では毎日のように言ってくれる。

きっと本当は自分の意志の弱さとか、ぶれまくる育児方針とか、働き続けるモチベーションとかの問題なのだと分かっていた。それを子供のせいにしてはいけない。自分の気持ちを分かってほしいとまでは思わないけれど、このときどんなに嬉しかったかは、いつか子供に伝えたいと思っている。わが子よ、今日もありがとう。お母さんは幸せだ。

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